まわたり始末控

前衆議院議員 まわたり龍治のブログです。

ガソリン
ガソリンの価格が高くなってきました。ハイオクが140円近くなっています。レギュラーも130円近い価格です。「暫定税率を廃止してガソリンを安くします」と言っていた民主党に批判があってもよさそうなのにマスコミもこのことを取り上げません。不思議です。

昨年の春にテレビ局が行った街頭インタビューやアンケートでは「暫定税率を撤廃してガソリンを安くすべきだ」との国民の意見が圧倒的だった記憶があります。自民党はこの税金で道路の整備だけではなく、歩道橋や鉄道の連続立体交差、ガードレール、電柱の地中化などの整備に使うために税率の維持を決めていましたから、自民党のせいで高いようなイメージが作られていました。

それに乗じた民主党は“ガソリン値下げ隊”を作って、「われわれが政権についたらすぐにガソリンが安くなります」と宣伝していました。その頃、物流関係の団体の総会でも民主党を代表して挨拶した議員は、「高速道路を無償にして、暫定税率を撤廃します。業界の負担がかなり減ります」と力強く演説していました。その会合に私も招かれていましたが、ものすごい拍手が湧き上がっていました。自民党を代表して挨拶した議員は「暫定税率の維持は必要」と言い切ったので拍手もまばらで、まるでアウェイで試合をしているサッカー選手のような気分でした。

多くの国民に期待を持たせた「高速道路無償化」や「ガソリンの値下げ」について、「地球温暖化抑止と矛盾する政策だからCO2の25%削減を優先するために、やっぱりやめました」と鳩山由起夫首相が謝るのでしょうか。
| 民主党 | 16:54 | comments(4) | - |
言葉
きのうの有楽町駅頭で行われた谷垣総裁の街頭演説を聞きに行きました。街宣車の上で数人の自民党の議員が、聴衆に向かって衆議院厚生労働委員会において「子ども手当」の強行採決があったことを説明していました。その後、谷垣総裁が演説している時に、私の傍で聞いていた中年のサラリーマンの人たちが、「何であんなにへりくだった言い方するんだろう。もっと自分の言葉で強く話せばいいのに」と評論していました。言葉の使い方が変に丁寧過ぎて伝わってこないというのです。

確かに丁寧に話そうとして気持ち悪い言い方をする議員が増えたような気がします。その典型は鳩山由起夫首相です。「させていただく」と言うのが口癖のようだけど、「します」とか「やります」の方がはっきり伝わると思うのです。それから「国民のみなさま」という言い方もよく聞きますが、これもおかしいと思います。「国民」でいいと思うのです。他にも委員会や本会議の質問や答弁で、阿るような言葉をよく聞きました。

昔の議員はもっと力強い言葉で国民に向けて発信していたと思います。威張る必要はないけど、自信を持って意思を発するべきだと思うのです。
| 国会 | 23:20 | comments(8) | - |
社民党
予想通りに社民党の福島党首が高校の無償化の対象に朝鮮学校を含めることを求めた発言をしました。「差を設けることは妥当ではない」と言うのがその理由です。加えて、「国連の人種差別撤廃委員会でも疑念が表明されており、それも大事だ」とも話していました。

何でも国連のことを引き合いに出して「だから日本も同じようにしよう」と言うのは、人権擁護法の議論の中でもよくありました。でもそれはおかしいと思います。「教育」と言う国家にとって最も重要な政策をどうするかはその国によって異なって当然です。国交がなく、しかも拉致や麻薬など国家的な規模で犯罪が行われている北朝鮮に対して日本国民の税金を使うのは反対です。各教室に悪いことをいっぱいしてきた首領の写真を掲げているのも許せません。しかも、日本国の指導要領に基づかない教育が行われている学校に補助金を出すのであれば、中学校を卒業してから通う各種専修学校にも出さなければそれこそ不公平です。

過去、「拉致という問題はねつ造されたもので、実際はなかった」と言い切った政党だから北朝鮮をいまでも擁護したいのかもしれませんが、その政党が戦後の日本国の憲法・教育・国防・原子力などの問題を悪い方向に捻じ曲げてきました。それが政権にいるのだから最悪です。
| 内閣 | 18:21 | comments(6) | - |
強行採決
自公政権の時に、民主党は自ら審議拒否をしておいて「強行採決をするな」とよく抗議していましたが、政権につくとそれ以上にひどいことをしてしまいました。
きょうの衆議院厚生労働委員会で自民党の田村憲久議員がまだ質問をしているのに、突然採決を強行してしまいました。委員長は公明党の議員で事前に民主党と協議していたので、公明党も賛成に回り圧倒的な数で可決したのです。社民党と国民新党はこの事前協議を知らなかったようで、不満をあらわにしています。一方、いままで公明党と蜜月の関係だった自民党の谷垣総裁は「野党にあるのでいまのような力が働くのはある意味でやむを得ない」とあきらめムードです。

今回の強行採決を機に、民主党と公明党がさらに接近するかも知れません。でもそれはそれで仕方がないと思います。自民党は政権与党ではないのですから。これから政策も選挙戦略も練り直して、独り立ちして多くの国民の信頼を取り戻すように、心機一転がんばってほしいです。
| 民主党 | 21:07 | comments(12) | - |
クロッシング
いい映画を観てきました。脱北者と北朝鮮に残したその家族の壮絶な生きざまを描写した映画「クロッシング」です。試写会に映画関係者から「ぜひ観てください」と招待していただいたのです。

日々の行動や思想まで国家に支配されてしまう北朝鮮の人々の苦しみをよく表現しています。飽食の時代を生きる日本人には想像もできない状況がいまの北朝鮮にあります。働いても、働いても食事も満足に採ることができないギリギリの生活でも親と子、夫婦が助けあっている姿に感動します。100人以上の脱北者に取材し、この映画のスタッフにも脱北者がいます。実際の脱北経路を撮影するために総距離8千kmにわたってカメラを回したようです。

北朝鮮の非難というより、実際の北朝鮮の状況を忠実に再現しています。このような事実を多くの人たちに知られることを北朝鮮当局は恐れるはずです。ですからおそらく北からの脅威も覚悟しての制作だったと思います。スタッフやその親族が何をされるか分かりません。まさに“命がけの”映画ともいえるでしょう。

北朝鮮の病院では薬が無いので、栄養失調で結核にかかった妻ヨンハを治療することができません。その薬を求めて決死の覚悟で中国に渡る夫ヨンス。北朝鮮でその帰りを待つ一人息子のジュニがどうなるのか。ヨンハは。続きは映画で。とにかく丁寧に作った映画です。観た人は、普段感じない「いま生きていることに対する感謝の気持ち」を抱くはずです。

この映画は4月17日からユーロスペース、名古屋シネマスコーレ、5月1日から銀座シネパトス、千葉劇場、シネマート心斎橋でロードショウの予定です。みなさんも機会があったらぜひ観てください。
| その他 | 22:19 | comments(1) | - |
密約
民主党、社民党、国民新党の与党3党が「密約」を認める外務省有識者委員会の報告書で公表されたことを受けて、歴代の首相や外相経験者を委員会に参考人として招致することを決めました。長年にわたり米軍による日本への“核”の持ち込みに関する情報を日本国民に知らせなかったのはけしからんということでしょうか。でもどの戦艦に核を搭載しているかを公表することの方がテロの攻撃を考えれば危険なことだし、軍事上の最高機密をわざわざ“あの国”に知らせるようなことをする方が日本国民にとって危険な行為だと考えます。

「密約」を見つけた岡田外相を始めとする民主党の騒ぎようは、米軍からすれば、「だからどうしたの」、「じゃあこれからどうするつもりなの」と言われるような話だと思います。これからはどの戦艦に核を積んでいるのか公表しようとしているのか、それとも核を積んだ戦艦を一切日本に寄せ付けないのか。米軍の核の傘の下に守られてきた日本の防衛のあり方を転換して、自主防衛をめざすのであれば話は別ですが、いまさら歴代の首相や外相を参考人として招致してどうするつもりなのでしょうか。

「丸腰」で“中立的”な立場をとることが理想だと思っている社民党や共産党は特別な存在だとして、もし民主党の議員が同じようなことを考えているとしたら、この国の将来は大変なことになります。紛争や戦争に巻き込まれないようにその抑止力を考えるのが国としての最も基本的な仕事なのに、わざわざ“敵国”が攻めやすいような環境を作る日本の国会議員って何のためにいるのでしょうか。
| 国の基本 | 23:23 | comments(9) | - |
未来
諫早湾干拓事業について、赤松農水相が潮受け堤防排水門の開門調査の実施を
参議院選挙前にこだわらないとの考えを示したことに対して、「選挙ではなく、未来のために動くのが政治家だ」と佐賀県の古川康知事が苦言を呈しました。諫早湾の問題は、民主党政権になればすぐに開門すると思っていましたが、赤松農水相は何を逡巡しているのでしょうか。

「選挙ではなく未来のために」、このことを考えて行動している政治家がどれだけいるのか、私の知りうる限り日本の国会では数人しかいないと思います。その他の議員はいつも選挙のことばかり考えて行動しているように見えます。国民の歓心を買うことに一所懸命な議員が多いと思っています。

「選挙ではなく未来のために」、この言葉を全ての議員が真摯に受け止めてほしいです。
| その他 | 21:57 | comments(3) | - |
政調
民主党の役員会で「議員政策研究会」が設置されることが決定しました。自民党でいえば政調で各分野の法律について、党所属の議員が時には激しい議論してその法案の内容を決めていました。民主党の政務三役から外された議員は自らの意見を政策や法律に活かす場がなかったことで、党内がギクシャクしている話を聞いていました。これで少しは“ガス抜き”はできるのかもしれませんが、小沢幹事長は政調の復活を求めず、政府が提出する法案の「事前審査」もできないので、党内にはまだまだ不満が残っているようです。

「幹事長に盾突く気持ちはない」と言いながらも、実際は盾突くような言動があると思いますが、このような小沢氏ら執行部に不満を持つ議員らによって党内対立が強まる可能性もあるようです。対立が大きくなって民主党が分裂してくれればいいのですが…。政権にいるのにそこから離れようなんて思う議員がいるとは思えないので、期待するだけムダでしょうか。自分の意見を政策に反映できない状態で我慢している議員って、何のためにやっているのか不思議です。
| 民主党 | 21:58 | comments(4) | - |
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